ESR32照射食品检测用ESR装置

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产品详细介绍

Feature

キーコム(株)が開発した単目的仕様携帯型ESR/EPR(電子スピン共鳴)装置のうち、照射食品検知用のタイプです。
測定対象を①照射骨、②照射セルロース、および③照射糖、に特化することにより、マイクロ波周波数を9.4 GHz、共鳴磁場340 mTに掃引幅を16 mT (max)に設定して、汎用ESR装置よりも高感度で、且つ非常にコンパクトな装置です。
また、徹底したPC制御を実現し、内部標準となるMn2+信号を利用して磁場強度および吸収強度の補正にも採用することに成功しました。

 

照射食品とは

肉、果物、香辛料などに放射線を照射することにより、殺菌、殺虫、発芽防止した食品のことで、日本ではジャガイモの芽止めのためのコバルト60のγ線照射のみが認められていますが、それ以外は全く禁止されています。
しかし、世界的には、①害虫やカビ、腐敗菌による収穫後の被害と食糧の損耗を防ぐ、②食品の衛生化と食中毒防止の対策、③遠隔地からの農産物に対する検疫の手段、として欧米やアジア各国など50余カ国で200種を越える食品に対して照射が許可されております。
多くの食品を海外に依存しているわが国にとっては一大事であり、ひそかに照射された食品が輸入され、知らず知らずのうちに食べているおそれもあります。

従って、税関による水際作戦として、徹底した照射食品検知システムを構築する必要があります。

 

特 長

• 高感度/コンパクト(28(W) x 35(D) x 24(H)cm)で、現場でも使い易い携帯型ESR装置です。
• 標準型XバンドESRシステム以上の測定感度を持っています。
• 希土類磁石等の採用により重量約24kgの小型化を実現しました。
• プロセス監視用、手持ちのPCによる卓上ESRセンサー、遠隔操作など用途が飛躍的に拡大します。

測定対象の食品

当装置の計測対象は多岐に亘りますが、計測対象のラジカルにより3種に大別されます。
1.骨の信号:牛、豚、羊、鶏、蛙の足、マス
2.セルロース由来信号: 黒コショウ、ピスタチオの殻、パプリ力、卵殻、Brown Shrimp、Norway Lobster 、乾燥イチジク、ナツメヤシ、イチゴの苗、オレンジやナシの種子、乾燥マッシュルーム、マカロニ、ゼラチン、生薬、小麦粉
3.結晶性の糖質 D-フルクトース、D-グルコースに由来する信号: 結晶性糖分を含有する乾燥果物(パパイヤ、ブドウ、マンゴー 、フィグ(イチジク))